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二重管・継手

二重構造の新しい塩ビ管・継手

二重管・継手は、実管と保護管をスペーサーで一体化した二重管、及び新たに開発した二重構造継手を組合せた製品です。
実管と保護管を一体化させることで隙間がなく、実管からの液漏れが発生した場合でも保護管で直接外部への流出を防ぐことができます。
従来の液漏れ防止の方式は、樋で受ける方式が主流になっていました。そのため、樋から溢れる恐れが生じます。また、狭いスペースでの施工がしづらく、施工の工期がかかるという課題も ありました。二重管・継手は、これらの課題を解決する画期的な製品です。

 外部への液漏れを防止

配管継手部分、連結する直管部分共に二重構造となっているため、実管部分より液漏れ等が発生した場合には、保護管により薬液が直接外部へ流出するのを防止します。

  実管からの液漏れを早期に発見可能

保護管が透明パイプの仕様であれば、目視点検が可能です。
また、液漏れセンサーと併用することにより、目視確認はできない場所でも液漏れの発見が可能です。

  実管の破損を防止

保護管が、多少の衝撃から実管を守ります。

水質汚濁防止法の一部を改正する法律が平成24年6月1日から施行されました。

環境省 水・気環境局 土壌環境課 地下水・地盤環境室にて作成された「地下水汚染の未然防止のための構造と点検・管理に関するマニュアル(第1 版)」によると、構造等に関する基準の遵守が義務づけられ、配管については、
『有害物質※を含む水の漏えいを防止できる材質及び構造とするか、又は漏えいが有った場合に漏えいを確認できる構造とすること。』P4.12(1)
と記載されてい ます。
二重管・継手は、この改正水質汚濁防止法に対応をご検討されるお客様のニーズにお応えできる配管資材です。
※水質汚濁防止法の有害物質には、塩ビ管を侵す物質も含まれますので、耐薬品性についてはお問合せください。

 
※この温度は、無圧で外力がかからない場合であり、使用条件により低下しますのでお問い合せください。
物性値は「水道用硬質塩化ビニル管技術資料(規格・設備偏)」塩化ビニル管・継手協会発行から引用しました。TVの物性値は、実測値(試験値)です。

取扱い留意点

施工について

  • 接合接着剤については「ニホンパイプカタログ水道用・一般用」の施工事例に準じて取り扱ってください。

  • 透明パイプは透明性重視の特殊素材のため、硬く切断しにくいことがあります。特に低温時での切断は割れやすいので、ご注意ください。なお、切断は目の細かいノコギリや丸鋸かロータリーカッターをご使用ください。はさみ形状のパイプカッターは使用しないでください。

  • 二重管は保護管と実管との間の空気層の温度上昇防止のため、直射日光の当たる配管はお避けください。

  • やむを得ず屋外配管される場合は、保護管にはVU管をご使用いただき透明パイプは使用しないでください。

  • また、熱による配管の伸縮を吸収する措置(エルボ返し等)を施してください。この場合、保護管にはさらに伸縮継手を設置いただくこと をお奨めします。(伸縮継手設置方法は、通常の塩ビ配管と同様の方法となります。)また、実管内を流れる液体の温度変化が大きい場合 や、温度差の大きい場所につきましても、同様に伸縮吸収措置を施してください。

  • 管の固定部には締め付けによる応力集中が発生しないよう施工をしてください。締付による応力集中を防ぐため、支持金具は幅広のバンドタイプをご使用ください。

  • 接着接合の場合は、接合後の管内の換気を十分に行ってください。 接合後、管路を閉塞状態にするとソルベントクラック(溶剤蒸気による塩ビ管の小さな亀裂)が発生する恐れがあります。接着剤の塗り すぎにはご注意ください。エアブローで通気するなどして、溶剤臭が無くなるまで管路を密閉しないでください。特に冬季配管にはご 注意ください。

  • バルブソケットなど、塩ビ製品のネジ部にはシールテープを使用してください。液状シール剤などを使用した場合は、ワレが発生する可能性があります。

用途

  • 二重管の実管は圧力用途に使用する場合、液体温度35℃以下で使用圧力(静水圧)0.75MPa以下でご使用ください。

  • 二重管の保護管は排水用途仕様であり、水圧を負荷させないでください。

  • 圧縮空気等の圧力気体の輸送には使用しないでください。破損時に鋭利な管の破片が圧縮空気により飛散し大変危険です。

  • 屋外露出配管の場合、直射日光に長時間さらしますと変色する恐れがあります。

  • 透明パイプは、薬液により変色する恐れがあります。
    参考:透明パイプ(TV)単体の使用圧力(静水圧)は、φ13~50が0.6MPa以下、φ65~100が0.4MPa以下です。
    TV-VUはΦ50、75が0.4MPa以下、Φ100が0.3MPa以下です。
    VU管単体は0.4MPa以下です。
    なお、使用温度は液体温度35℃以下でご使用ください。
    また無圧用途では、液体温度45℃未満でご使用ください。

  • 二重管は埋設配管に使用しないでください。

  • 二重管及び透明パイプは水道用途に適合していません。

実管から液漏れした場合の注意

  • 保護管内から万一薬液が飛散した場合、管路に近づく場合は保護メガネ・手袋・防護服を着用してください。

  • 配管内の水圧は直ちにゼロにしてください。

  • 保護管内に溜った薬液は直ちに排水させ、長時間放置しないでください。

  • エンドキャップの隙間シール部やフランジカバーなどからの薬液飛散にご注意ください。

取扱いの注意

  • 透明パイプはスリキズ防止のため、輸送は梱包した状態で行ってください。

  • 管は斜めに立て掛け保管しますと、たわみくせがつく恐れがありますので、行わないでください。

  • 二重管の傷つき・破損、またケガ防止のために、取扱いは丁寧に行ってください。

  • その他の注意事項については、「ニホンパイプカタログ水道用・一般用」に準じてください。

透明パイプ

 特徴

透明性が良く、目視点検に必要な二重配管の外管用として最適です。
本配管漏えいの早期発見と保護・安全対策に効果的です。
塩ビ管継手・バルブ等にも接着・溶接は容易です。

備考:外径平均許容差とは、任意箇所における直角2方向の外径測定値の算術平均値と基本寸法との差をいいます。
※最小寸法です。

品目

略号

規格

製品図

二重管

二重P

 

ico_pdf.png TV透明仕様

 

ico_pdf.png VU仕様

二重管エルボ

二重L

 

ico_pdf.png TV透明仕様

 

ico_pdf.png VU仕様φ16~50

ico_pdf.png VU仕様φ65~200

二重管チーズ

二重T

 

ico_pdf.png TV透明仕様

 

ico_pdf.png VU仕様φ16~50

ico_pdf.png VU仕様φ65~200

エンドキャップ

 

 

ico_pdf.png TV透明仕様

 

ico_pdf.png VU仕様φ16~50

ico_pdf.png VU仕様φ65~200